マロッタGMを侮辱したラツィオのロティート会長に罰金処分
2014/12/05
今シーズン開幕から間もなくのところで報じられたラツィオのロティート会長がユベントスのマロッタGMを侮辱したことに関して(9/27「ラツィオ会長がマロッタGMの身体的特徴を侮辱」)、FIGCはロティート会長に対し罰金処分を科すことが明らかとなった。イタリアの複数メディアが報じている。
報道によると、ラツィオのロティート会長がマロッタGMの身体的特徴である「斜視」に対し、「マロッタの問題は、どこを見ているのか分からないところにある。片目はプールで遊んでいて、もう片方は数字でも数えているのだろう」という趣旨の発言をしたこと関して、「ユベントスのゼネラルマネージャーであるジュゼッペ・マロッタ氏に対する無礼な発言は、スポーツ司法の規約における条項1を違反したことにあたる。」としてラツィオのロティート会長に罰金1万ユーロがFIGCより科せられることになったようだ。
なお、ロティート会長は、FIGC会長であり、また人種差別的発言をしたとして問題となったカルロ・タヴェッキオ氏就任の“影の立役者”とも噂されている。イタリアサッカーの問題はこのようなところにも存在していることを想像させられる。
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