1年を振り返るビダル「今や家のように感じている」
2014/12/03
3年前にユベントスに加入したアルトゥーロ・ビダルは、今季で4年目のシーズンを迎えている。3連覇に大きく貢献してきたビダルも、今夏のマーケットにおいてマンチェスター・ユナイテッドへの移籍がしきりに噂されていたが、最終的にユベントスに残留した。また、今季はW杯後に引き起こした膝の負傷によってシーズン序盤で出場機会が限られていたものの、徐々に回復していき、今では必要不可欠な選手の存在感を再び発揮している。
そんなビダルが現在の心境を語っている。『Gazzetta Dello Sport』が報じた。
「今年は他の年と比べて完璧な一年だとは思わない。でも僕はベストを尽くしたと感じているし、ワールドカップを戦い、そしてスクデットも獲得した。」
「今年は膝の問題もあって、僕にとって少しスローなスタートになった。でも今は問題ないよ。僕はこのままもっと改善できるよう努力し、最高の状態を保っていきたいと思っている。」
今もなおマンチェスター・ユナイテッドからの関心が報じられている。冬季マーケットにおいてもオファーを受ける可能性もあるビダルだが、改めてユベントスに所属する喜びを語っている。
「僕はここで満足だし、幸せだよ。ここで4年目を過ごしているけど、今や家のように感じられているね。噂というのはいつだって存在するけど、僕は至って落ち着いているよ。僕はユベントスの事しか考えていないし、早く100%のコンディションにしたいと感じている。最高の状態にするためにトレーニングを行っているところだ。」
また、心配される膝の状態に関してはこのようにコメントしている。
「もちろん、最初は悩んだ。ドクターはこの悩みが少なくとも2、3か月は続くだろうと言っていたからね。でも僕はそれに取り組んだ。痛みと共にプレーしていた時期もあったけど、今は何も痛みは感じない。毎日良くなっていっているし、完璧な状態に近づいているよ。」
ビダルは最後に意気込みを語っている。
「これからタフな試合を消化していくけど、僕らは勝利できることを願っているよ。」
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