ジョビンコ、トリノ加入が濃厚か。ユーベも来夏まで待たず
2014/12/01
今季終了時点でユベントスとの契約満了を迎えるジョビンコには、シーズンが進むにつれ移籍の話題が増していっている。それも、アッレグリ監督の下で満足のいく出場機会を得られていないからだ。また、一方のジョビンコも待遇に関して不満を抱いており、今冬マーケットにおいて移籍することが濃厚ではないかと、しきりにメディアでは取り上げられている。
しかしながら、先日のイタリアvsアルバニアの試合後のジョビンコへのインタビューの際、「シーズン終了まで様子を伺っていく」と話しており、ジョビンコ自身は契約満了までユベントスに残る意向を示していた。
しかし、ユベントスとしてはシーズン終了までジョビンコを置いておくつもりはないようだ。また、トリノFCがジョビンコ獲得に向け、話を進めている可能性が高いようだ。『Tutto Sport』が報じている。
報道によると、ジョビンコが契約満了後にユベントスを退団する場合、フリートランスファーで他クラブに加入することになるが、ユベントスはこれを良しとするとは考えにくいとのことだ。つまり、ユベントスとしては、活躍を期待することが難しい選手をシーズン終了まで残し、その後フリートランスファーで手放すのではなく、今冬マーケットにおいて獲得を希望するクラブに売却するという方針なのではないかということだろう。
また、本日トリノダービーが行われるが、代理人やマロッタGM、そしてトリノFC幹部が話を進める機会とするのではないかとのことだ。同紙は、クアリアレッラ、アマウリ、モレッティ、ノチェリーノなど、これまでユベントスでプレーしていた選手が多く在籍しているトリノFCと良好な関係を築いてきていることが、トリノFCとしてのアドバンテージであると伝えている。
まだ様々な可能性を秘めているジョビンコ。様子を伺う必要があるだろう。
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