敵地でマルメに勝利。グループステージ突破に大きく前進(ハイライト)
2014/11/27
本日行われたチャンピオンズリーグ・グループA、マルメvsユベントスの一戦は、ユベントスが2ゴールを奪って2-0で勝利し、勝ち点を9に伸ばした。同グループ、一方のアトレティコ・マドリードvsオリンピアコスの戦いをアトレティコ・マドリードが勝利(4-0)したため、ユベントスがオリンピアコスと勝ち点差3を離す結果となった。突破に向け残すは1試合。12/10、ホームであるユベントススタジアムに首位アトレティコ・マドリードを迎える。
試合は、テベスやアッレグリ監督が心配するとおり、劣悪なピッチコンディションでキックオフを迎えた。
前半ユベントスは、ボールロストやスルーパスが繋がらず、そこからマルメに素早いカウンターを仕掛けられる場面が何度かあったものの、集中した守備のマークでなんとか凌ぐ。逆にユベントスは、マルキージオやピルロのペナルティエリアへのスルーパスからチャンスを作り出すも、ゴールを割るに至らなかった。
前半を0-0で折り返すと、後半ユベントスは前半精彩を欠いていたポゼッションを重視した戦術へ修正を図る。
すると、49分試合が動く。自陣でボールを得たマルキージオが前線に構えていたジョレンテに長いスルーパスを出すと、それに反応したジョレンテがドリブル突破。ペナルティエリアに侵入し、飛び出していたGKをドリブルでかわすと、左足でシュート。GK不在のゴールに決まって先制点を挙げることに成功する。このゴールが今季チャンピオンズリーグ初のアウェイでのゴールとなった。
その後、前線ジョレンテ、中盤マルキージオをそれぞれモラタ、ペレイラに代えて迎えた88分、ユベントスが試合を決定付ける追加点を奪うことに成功する。
自陣左サイドの深いところから前線のモラタに大きくスルーパスを出すと、これをDFのティネルホルムがクリア。クリアボールに詰めていたポグバがボールを奪ってドリブルを仕掛けると、マークの甘かったテベスへ。テベスがダイレクトでシュート。浮かしてGKオルセンの裏をついたシュートはゆっくりとゴール左に吸い込まれていった。その直後、モラタがDFヨハンソンを倒したことにファウルが取られなかったことに対して、マルメ選手陣が審判に抗議。抗議したヨハンソンが2枚目のイエローカードで退場処分となった。
その後、主審への判定に対し、マルメサポーターからブーイングが起こる中で試合は終了。
ユベントスは敵地で見事に無失点での勝利を挙げ、グループステージ突破に大きく前進した。
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