リヒトシュタイナー獲得レース、ローマも参戦か
2014/11/11
今季終了時点でユベントスとの契約満了を迎えるリヒトシュタイナー。
契約延長に関する交渉は今季開幕当初より開始されていると思われるが、メディアで度々交渉が難航していることを伝えられている。また、PSGやレアル・マドリード、アーセナルというビッグクラブ勢が関心を示しているという噂が浮上している中でも、一部報道ではすでにアーセナルが獲得に向けた交渉を始めているのではないかという可能性も出てきている。そもそも難航していると思われる要因に関しては、ユベントスサイドが提示する年棒(250万ユーロとみられる)と、リヒトシュタイナーサイドが提示する年棒(300万ユーロとみられる)に開きがあることにあるようだ。しかし、先日『SKY Sports』の報道によって、交渉はユベントスがリヒトシュタイナーサイドの提示する年棒で折れることによって、前に進みだしたのではないかという報道があり、契約延長を行う可能性も十分に残しているのが現状といえよう。
そんなリヒトシュタイナーに関して、新たに今季のライバルASローマが関心を示しているのではないかという噂が浮上した。『CalcioMercato』が報じている。
報道によると、現在ローマで右サイドを守るDFマイコンが33歳という年齢を迎えており、ルディ・ガルシア監督が今後マイコンの後釜となり得る右SBのトッププレーヤーの獲得を希望しているとのことだ。その中で、セリエAでも屈指のSBとして成長したリヒトシュタイナーをファーストチョイスと捉えている模様。また、ローマとして今冬マーケットでの獲得ではなく、来夏フリートランスファーで加入させたい狙いがあるようだ。
しかしながら、先日ユベントスのジュゼッペ・マロッタGMが『SKY Sports』へ、リヒトシュタイナーの契約延長に関してコメントしており、交渉は進行中との見解を示した。
「我々は契約延長に向け話し合っているところだ。彼はユベントスに必要不可欠な人材であり、予算をどうにか工面しなければならないだろう。ただ、我々は彼の残留に自信を持っているよ。」
契約延長の交渉が大きく進展しないかぎり、リヒトシュタイナーへのマーケットは開いている状態が続く。ユベンティーノとしても早期の解決を望みたいところだ。
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