The JUVENTUS JOURNAL Headlines 2
2014/11/02
前回となる『The JUVENTUS JOURNAL Headlines 1』の内容を振り返ると、今季スタートダッシュに成功しているアッレグリ監督への信頼がサッスオーロ戦とオリンピアコス戦の敗戦で揺らいだこと、一方でビダルが改めてユベントスへの忠誠心示したことやポグバの正式に契約延長をしたことなど喜ばしいニュースも多くあった。それでは先週はいかがだろうか。10/26(日)~11/1(土)までの注目記事を振り返ってみる。
ヘッドライン
10/27 メインニュース:パレルモに2-0で勝利。ローマとの差を広げる(ハイライト)
10/23オリンピアコス戦での敗戦により悪い雰囲気が立ち込めていたユベントスは、前半から数試合において課題となっていたボールポゼッションを重視した戦いで本来の強さを発揮し2-0で勝利。同節、ローマがサンプドリアと引き分けていたため、この結果によりユベントスはローマとの差をつけて単独首位に立った。また、この試合で今季不調が続いていたジョレンテがゴール。念願の今季初得点となった。
10/27 マーケットニュース:マロッタGMが告白「ファルカオの獲得寸前まできていた」
今夏のマーケットの話題に関して触れたジュゼッペ・マロッタGMがターゲットとしていた選手の過去の動向に関して告白。マンチェスター・ユナイテッド加入を達成したラダメル・ファルカオの獲得間近であったと発言。ユベンティーノを驚かせただけでなく多くのメディアでこの発言が取り上げられた。マロッタGMによると、ファルカオはユベントスへの憧れを諦めざるを得なかったようであるが。ユベントスは悲しいことに経済力の問題で断念せざるを得なかったとのことだ。
10/28 メインニュース:ポグバがFIFAバロンドール候補者に名を連ねる
ユベンティーノにとって誇らしいニュースが入ってきた。契約延長を果たした21歳のポール・ポグバが昨季のスクデット獲得や今年のW杯での活躍を認められ2014FIFAバロンドールの候補者23名の中にリストアップされた。クリスティアーノ・ロナウドやメッシ、ロッベンなどと肩を並べて候補者に入ることができたが、次選考の3名に残ることができるだろうか。また、前指揮官コンテ監督は年間最優秀監督賞の候補者10名に名を連ねた。
10/29 マーケットニュース:アーセナルが既にリヒトシュタイナーとコンタクトか
『SKY』の記者であるジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が何かしらの取材の中で得た情報であるのか、契約延長交渉が難航していると噂のリヒトシュタイナーの代理人がアーセナルの関係者とコンタクトを取った可能性を報じられた。契約交渉交渉難航がさらに確信に近づく報道となったのではないだろうか。今後特に注目していきたいトピックだ。
10/30 メインニュース:ロスタイムに悲劇。1-0で今季初黒星(ハイライト)
過密日程の中でハードな試合が続くことは予想していたが、スコアレスで終わると思われた試合終了前30秒に一瞬の気の緩みからアントニーニにゴールを決められ、9試合目にして今季初黒星を喫した。試合終了まで集中力が必要であることがいかに必要であるかを痛感した試合であったと共に、アッレグリ監督に対し少し不信感を抱いてしまうような試合となった。また、ブッフォンのユベントスでの通算500回目の出場試合を勝利で飾れなかったことが残念であった。
※ コラム : 今こそ変化をもたらすとき
10/30 マーケットニュース:スアレスが自伝で告白「ユベントスから移籍の打診をされた」
11月上旬に発売予定となっているルイス・スアレスの自伝「Crossing The Line -My Story-」の中で、2012年にユベントスより移籍の打診を受けたことを告白していることが明らかとなった。当時ブレンダン・ロジャース監督の方針変更によってスアレスが残留を決意することとなったようだが、移籍していた可能性ももちろんあったのだろう。“問題児”と評されるスアレスの加入については賛否両論となりそうであるが。
11/1 メインニュース:マッローネが20日間の離脱
ジェノア戦より召集メンバーに復帰し、近々プレーが見られるかもしれなかったMFルカ・マッローネがトレーニング中に再び左足を痛め、検査の結果少なくとも20日間の離脱を強いられることとなった。少しでも選手層を確保したいユベントスにとっても、プレーしたいマッローネにとっても痛い負傷である。早く戦列復帰できることを祈っている。
今週は、チャンピオンズリーグの“超”がつくほどに重要な戦いであるオリンピアコス戦を迎えることとなっている(11/4)。この試合で勝てばグループステージ突破に向け大きな可能性を残すことができるはずであるが、もし負ければ敗退への可能性が大きく残るものとなるだろう。引き分けも許されない重要な一戦だ。
By Juventus Journal
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