ロスタイムに悲劇。1-0で今季初黒星(ハイライト)
2014/10/30
ブッフォンの記念すべき試合を勝利で飾れず
敵地ルイジ・フェッラーリスで行われたセリエA第9節となるジェノアとの一戦。
ユベントスは、1-0で敗戦を喫した。8試合負けなしだったユベントスは、9試合目にして今季初黒星。なお、2位につけているローマがホームでチェゼーナに1-0で勝利したため、またもや勝ち点で並んでいる。
得点はドローで試合終了かと思われた後半94分。ロスタイム最後の1分に悲劇が起きてしまった。
ジェノアが攻めあがるシーン、左サイドからスルーパスに抜け出したマトリが中央にグラウンダーで折り返すと、飛び出していたブッフォンの手前を抜けフリーのルカ・アントニーニへ。アントニーニが当たり損ねながらもパスに合わせるとそのままゴールに転がっていった。最後キエッリーニが足を延ばしてクリアを試みるもすでに遅かった。その直後、主審のホイッスルが鳴って試合終了となる。
試合は終始両者守り合いの展開が続き、ユベントスもなかなかポゼッションを維持できず、チャンスを演出することができなかった。それでも先発起用されていたジョレンテに代わりアルバロ・モラタが投入されてからは徐々にユベントスのペースとなり、84分と88分に惜しいシーンを迎えるもジェノアGKマッティア・ぺリンに防がれた。守備に関しては最後のシーンを除くと、これまでの試合と同様に安定していたものの、攻撃の面で崩すアイディアに欠けていたと言わざるを得ない。パレルモ戦で見せた安定感は見られず、試合の組み立て方や終了間際に集中力欠いたことなど課題の残る試合となったのではないだろうか。
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