ユベントスの「魂」マンジュキッチに今度はMLS参戦の可能性。カタール行きは消滅か
2019/09/14
gianlucadimarzio.com
フィオレンティーナ戦は招集外
マッシミリアーノ・アッレグリという最高の相棒のもと、これまで多くのタイトルをもたらした“功労者”は、やはりビアンコネーリのユニフォームを脱ぐ瞬間(とき)が迫っているかもしれない。
周知のように、FWマリオ・マンジュキッチ(33)は新指揮官マウリツィオ・サッリの構想から外れている。
今シーズンのセリエA開幕から2試合はベンチ入りしたもののピッチに立つことはなく、現地時間14日に行われるフィオレンティーナ戦ではメンバー外となった。
また、UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージでも登録メンバー22枠から外れるなど、すでに出場機会激減の様相を呈している。
この背番号「17」には9月に入ってアル・ガラファからオファーが届いていると伝えられていたが、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は本人が「カタール行きに興味を示していない」と報じる。
だが、イギリスメディア『Sky Sport Italia』は13日、同選手の新天地としてアメリカが候補に挙がっていると主張。
これによると、選手サイドはすでにロサンゼルスFCとの交渉を進めており、MLS参戦を検討しているようだ。
ただ今夏のMLSのマーケットはすでに閉鎖しているため、取引が成立した場合には新たなチームメイトとのトレーニングに参加するため一足早く渡米し、来年2月に正式に選手登録が行われるものとみられる。
前任者とは全く異なるスタイルの確立を目指すサッリの方向性とは相容れないという見方が周囲で広まる中、これまでビアンコネーリへの愛着心を度々表現してきたマンジュキッチは苦渋の決断を下すのだろうか。
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