逆境の中でのパレルモ戦。アッレグリ監督が意気込みを語る
2014/10/25
“前を向く”ことを強調
明日行われるセリエA第8節パレルモ戦。
ユベントスは首位をキープするためにも、そして一方のパレルモは降格圏に入らないためにも、この試合は非常に重要な試合となるだろう。さらに、サッスオーロ戦で期待外れのドローを喫してしまい、敵地アテネで敗北を喫するという連続した負の要素を取り除き、昨季までの、また開幕当時の勢いを取り戻したいところだ。この苦しい時期を抜け出すことができれば、勝利を知っているユベントスは再び返り咲くことができるのではないだろうか。
アッレグリ監督は、このパレルモ戦を前に記者会見に出席し、次のように意気込みを語った。『SKY Sports』が報じている。
「水曜日の試合(オリンピアコス戦)で、私はスターティングメンバーに今季開始してから負傷によって40日間トレーニングが遅れていた選手を3人も加えてしまった。今我々は出来ることを改善していこうとしている。しかし、チームにとってポジティブな存在となり得る才能ある選手達を、代表招集で失っていたことは大きい。」
「私は、チームに対する批判は少々不当だと思うね。我々にはグループステージおいてあらゆるチャンスが残っているし、トップに上がることだって可能だ。しかし、この敗戦に関しては皆で分析していかなくてはならない。なぜなら、全体的に上手くプレーが出来ず、そして上手くボールをコントロールすることが出来なかったからだ。アテネでの最初の45分間に関しては批判を正当化することは出来ないよ。」
「アンドレア(ピルロ)に関しては、彼にとって適切なテンポを見出し、彼のやり方でボールを動かす方法を改めて見つけ出す必要があるだろうね。彼しかあのポジションをこなす選手はいないし、チームには彼が必要なんだ。」
「大事なことは明日の試合に勝利することだ。あまりチームのプランに変更を加えていくつもりはない。でも今は1試合1試合で選手を評価し、その都度決断を下していくよ。」
「パレルモは、これまでよりもソリッドなチームになっている。彼らの攻撃にはパウロ・ディバラがいる。良いサッカーをすることができれば、勝利を挙げられるだろう。」
「コンテが恋しい?それは私がここに来た時点で言われていた問題だった。コンテは確かに3連覇も成し遂げている。でも、我々が見ないといけないのは今だ。彼は今は歴史の一部となっており、我々は前を向いていかないといけないんだよ。」
最後に、2019年までの内容で契約延長を果たし、ユベントスの選手としてのキャリアを歩むことを決意したポール・ポグバについては次のように語っている。
「私は、クラブが21歳の彼にあれだけの投資を行ったことを称えるよ。まだまだ成長の余地がり、並外れた選手になるためにはまだ時間が必要だろう。しかし、彼には輝かしい未来が待っているだろうし、このチームで長くキャリアを続けられるだろうね。」
(『Juventus.com』より)
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