アニエッリ会長が声明「プレミアリーグは成功の模範」
2014/10/25
イタリアサッカー変革の時期か
昨日開かれたユベントスの株主総会。
ユベントスのアンドレア・アニエッリ会長は、株主総会の席でユベントスについて、そしてイタリアサッカーについて語ったようだ。クラブの公式ウェブサイトが掲載している。
「ユベントスは、世界トップ10に入るサッカークラブだ。しかしながら、ヨーロッパにおいて1番のクラブになるにはほど遠い位置にいる。ただ、この現状はイタリアサッカーの組織の限界なんだ。我々ユベントスが、3億ユーロの利益を上げていてもね。」
「リヴァプールは、ヨーロッパではなく、アジアやアフリカ、中東の企業スポンサーを有している。15年前からこのような取り組みを始めているプレミアリーグは、成功の模範だよ。」
「新たなパートナーシップは、利益をもたらすことに繋がるだろう。しかし、我々イタリアサッカーのクラブはお互いがより密接な協力をしていかなくてはならない時期に差し掛かっている。」
「そして今年の夏(W杯)、イタリアサッカーの運営形態は限界をさらけ出してしまった。もはや古いといわれるやり方を行っている。これでは勝利を挙げることは出来ないだろう。」
「クラブチームというのは極めて神聖な存在だよ。でも、我々はより“第二のチーム”(国外のクラブ)からの補強を行い、国外からの移民(選手)を受け入れていかないといけないよ。プレミアリーグを今一度成功の基準とし、運営を図っていく必要があるだろう。」
(『Juventus.com』より)
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