永遠のバンディエラ、デル・ピエロに並ぶ

ビアンコネーロのDFレオナルド・ボヌッチを思い浮かべるとき、堅実な守備と高精度のロングフィードが思い浮かぶはずだ。

忘れがちだが、肉弾戦のおおいDFとして負傷離脱の少なさは世界でもトップクラスだ。このことはボヌッチの長所の一つだろう。

アッズーリ（イタリア代表の愛称）でも、その能力は重宝され、そして記録を積み重ねている。

イタリア紙『TUTTO SPORT』は7日、ボヌッチがアッズーリでの出場数を「91」試合に達したことを報じた。

ビアンコネーロの背番号「19」はバーリに所属していた2010年に初キャップを記録すると、現地時間5日のアルメニア戦で「91」試合に達した。

同紙によると、このキャップ数はユベントスの“永遠のバンディエラ”アレッサンドロ・デル・ピエロの記録に並んだようだ。

またアッズーリ歴代の出場数をみるとトップ10入りをし、9位の故ジャチント・ファッケッティ（1942〜2006）の「94」に肉薄。

来年開催される欧州選手権2020の出場権を獲得し、同大会を戦えば、トップ5入りも夢ではない状況だ。

ユベントスは今夏のメルカートでDFマタイス・デ・リフト、メリフ・デミラル、クリスティアン・ロメロを獲得。

チームの屋台骨として、今後も後輩たちにクラブのアイデンティティを叩き込んでいくことを期待したい。