アッリゴ・サッキ氏「異なるサッカーが必要」
2014/10/23
セリエA3連覇を成し遂げたユベントスにとって、次なるステージは今季ヨーロッパの舞台での躍進である。これは、今季開幕前にしきりに選手や監督含めたユベントス関係者から発せられていたメッセージである。今季のチャンピオンズリーグ開幕戦であったマルメ戦(2-0で勝利)の勝利で幸先良くスタートし、国内においても順調な滑り出しをみせたかに思われたが、チャンピオンズリーグのアウェイでの2連戦(アトレティコ・マドリード戦とオリンピアコス戦)で敗北を喫してしまい、当初の目標達成への懸念が生まれざるを得ない状況となっている。
かつて、ACミランの監督を務め、スクデット獲得のみならずチャンピオンズリーグ制覇も達成した経験のあるアッリゴ・サッキ氏は、ヨーロッパにおける今季のユベントスに関して、次のようにコメントしている。『Media set』が報じた。
「ここ数年におけるユベントスのメインストーリーは、チャンピオンズリーグでの苦戦だといえる。」
「ヨーロッパの舞台では異なるサッカーが必要になる。ユベントスはまだ飛躍できていないね。仮に後半(オリンピアコス戦)のとてつもない不運(GKロベルトの好セーブ)があったとしてもだ。」
「この試合の前半の展開はプロとは呼べないレベルだったね。唯一良かったのはオリンピアコスのゴールシーンだけだ。試合を通して、オリンピアコスはゴールを決めようとしていたが、ユベントスはそうはいえないものだったよ。」
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