反省するロッキ主審「修正すべきだと感じた」
2014/10/21
10/5に行われたローマ戦(3-2でユベントスが勝利)に関して、ユベントスの先制点のきっかけとなったローマDFマイコンのハンドや2点目のポグバへのファウルなど、ジャンルカ・ロッキ主審の判定をめぐり、試合中物々しい雰囲気を作り出してしまっただけでなく、試合後にもユベントスとローマの両者の論争合戦が繰り広げられていた。また、2チーム間だけでにとどまらず、イタリアサッカー関係者やUEFAのプラティニ会長までもがコメントする大きな話題にまで発展した。
改めて、この試合で笛を吹いたジャンルカ・ロッキ氏が判定に対する感想を述べた。ロッキ氏は反省しているようである。『Rai Sport』が報じている。
「マイコンによるペナルティの判定は変則的なものだった。」
「私の判定がサッカーにおける平穏さを壊し、そして選手間や審判に対する緊張状態を作り出してしまったことに関して認めるしかない。」
「私は、いつも行っているように試合を今一度確認してみたが、自分の判定に関して修正すべきだと感じたよ。慎重に確認した結果、この試合におけるマイコンへの判定は考えなおした。」
「この機会に私は、試合後にはどんなことが起こり得るのかをきちんと理解したよ。」
この試合をきっかけに、バニシングスプレーを用いた判定基準や映像判定導入が今後話し合われることになるのだろうか。いずれにしても、審判の判定に関してはより議論を重ねていく必要があるのかもしれない。
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