プラティニ、映像判定導入には反対の姿勢
2014/10/15
先週行われたローマとの頂上対決(ユベントスが3-2で勝利)以降、ユベントスとローマ、またジャーナリストや引退したサッカー選手などあらゆる方面から様々な論争が繰り広げられている。その中には、ユベントスが審判の助けを得て勝利しているといった内容や、試合を担当する審判の選出ミスに関して、また映像判定を取り入れるべきであるといった主張など多くの話題が上がり、現代サッカーを根底から見直す必要性に迫られていることを感じさせた騒動であった。
これに関して、UEFAのミシェル・プラティニ会長が『ANSA』に対してコメントを残している。プラティニ会長は映像判定の導入には反対のようだ。
「ユベントスには、いつも審判から親切にされていると言われてきたストーリーがある。あるいは、勝利を重ねているチームは審判に助けられていると言われてきた歴史がある。このような話題はいつも起きているんだよ。」
「私は詳しくユベントス対ローマの試合を観ていない。だからよくボヌッチのゴールのイメージがついていない。様々なことがあらゆるところから言われているが、それはいつも同じことだ。」
「もちろん、このような状況をいくつか見てきた。タイトルというのは2つの良いチームが争うものだよ。でも我々は勝利に審判は必要無いと考えているよ。」
「いろんな批判も出ている。しかし、スローモーションのリプレイ判定はサッカーという世界における失敗作となるだろう。もし、これが試合の流れにおける根幹を成してしまったとしたら、サッカーの未来にとっては良いものとはならないはずだ。」
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