「多くの変化があったとはいえ、これが過渡期だとは思っていない。ユベントスというのは、プロ意識、ハードワーク、犠牲心、そして最大の目標を達成するという意志で成り立っている」

「つまりは、『勝利する』ということだ。ユベントスには、今季もタイトルを勝ち取りたいという欲求があるんだ」

このように、クラブに根付く“勝者のメンタリティ”を語ったネドベドは、現在のチーム編成についても考えを口にしている。

「チームは24、25人で構成されている。そこには競争力がある。それは選手たちも十分に理解しているはずだ」

「我々は一つの会社であり、考えは明確だ。監督は選手たちをよく理解し、選手たちはそれぞれがプロとしての自覚を持っている。だからこそ、出番が来たときのために常に準備しておかなければならない」

長年にわたりユベントスをピッチの中と外で見てきたバロンドーラーはこう話す。その後、今季の移籍市場についても言及。記者からの質問に答えた。

「この分野に関してはファビオ・パラティチCFO（チーフ・フットボール・オフィサー）が管轄している。私の立場から言えることは多くない」

「だが、メルカートは最初から最後まで続くし、まだ終わっていない。確実なことなんて一つもないんだ」

「パラティチは素晴らしい仕事をしているし、獲得においても、放出においても上手くやっている。そして、もしチャンスがあるならそれを掴みにいくはずさ」