タッキナルディ、サッリの成功願う 「ユベントスで指揮を執る心構えができている」
2019/08/17
netnews.com.mt
「勝利の“継続性”が義務付けられている」
ヴィラール・ペローザでの「伝統行事」を終えたビアンコネーリは、いよいよ来週末に控える今シーズン開幕戦に向けて集中を高めているところだろう。
ただ、戦術面でマッシミリアーノ・アッレグリと新指揮官マウリツィオ・サッリの志向が大きく異なる点について周囲では議論が交わされている。
その中、かつてのビアンコネーロ戦士であるアレッシオ・タッキナルディ氏が現地時間15日、イタリアメディア『Radio Sportiva』の電話インタビューに答えている。
「ユベントスには長い時間ボールを足元でキープするジョカトーレが多い。ただサッリは(素早いパスで)ボールが動くゲームを目指している」
「ただ彼は非常に優れているし、(シーズン開幕まで)まだ時間はある。彼の目指すスタイルに磨きがかかると確信しているよ」
かつてのイタリア代表はサッリがビアンコネーリで背負う“宿命”にも触れるとともに、同監督の成功も願っている。
「ユベントスではとてつもない重圧を背負う。私は世界中で最も優れた指揮官のひとりであるサッリを非常に好んでいる」
「ただ、ここでは勝利の“継続性”が義務付けられている、それも今回の場合はファンを魅了するパフォーマンスを披露した上での勝利だ」
「彼には落ち着きを払ってユベントスでの冒険をしてもらいたい。彼はここで指揮を執る心構えができている」
プレシーズンマッチを通して「サッリズモ」の一端が垣間見えたが、まだ途上段階であるという見方が大半を占める。
チェルシーでタイトルを手に入れたこの戦術家がセリエA開幕戦までにどれほど完成度を高めるのか、ティフォージの興味が注がれる。
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