ローマ戦に向け、アッレグリ監督が意気込みを語る
セリエA第6節にして、頂上対決を迎えたユベントス。この試合がスクデット獲得に直接関係するとは考えづらいが、今季初黒星となったアトレティコ・マドリード戦の雪辱を払拭するためにも、対抗馬というべきローマに勝利してアッレグリ体制の新生ユベントスに対する安心感を植え付けてほしいところだ。
記者会見に参加したアッレグリ監督は、この一戦に関しての意気込みを語った。
「スクデットは2チームの争いではないよ。我々は勝ち点を獲得するために出来る限りのプレーをしなければならない。明日の試合はユベントスとローマの争いだ。サポーター達が助けとなる。ユベントススタジアムでは、ファンとの距離が近いから雰囲気がとても良くなる。私は、彼らがプラスアルファを生み出してくれると知っているよ。」
「強いチームと対戦するときは、残りのシーズンに影響させてはならない。今、我々のライバルはローマだ。ただ、この一戦がスクデットを左右するとはいえない。なぜならローマ戦を終えても残り96点分の試合が待っているのだからね。」
「ローマを攻略して勝ちにいく。ボールを持っているときも持っていないときも我々は激しく寄せていく必要があるだろう。こういう試合ではバランスが必要となる。だから最大限相手の弱点をついていかなくてはならないね。」
「第6節にしてトップ同士の対決だ。ローマは素晴らしいことを成し遂げていて、信用を勝ち取っているね。我々は自分たちの強さを証明したい。そしてスクデットを再び獲得したいね。」
「トッティは歴史を作ってきた選手だ。偉大な10番であるロベルト・バッジョやデル・ピエロのようにね。彼は万全のコンディションを維持しているし、素晴らしい経験を積んでいる。」
また、負傷者などが心配されているが、アッレグリ監督は次のようにコメントしている。
「二人の左サイドの選手であるアサモアとエヴラに負傷の可能性がある。アサモアは恐らく時間がかからないと思う。カセレスやモラタは出場可能だ。」
「昨日アンドレア(ピルロ)と話したよ。彼は6週間戦列から離れていた。我々は彼に100%回復してもらいたいと思っている。彼は最も重要な選手の一人だからね。」
(『Juventus.com』より)