複数ポジションをこなすユーティリティ性

ビアンコネーロはWGファン・クアドラード（31）との契約を延長する用意があるようだ。

現地時間12日、イタリアメディア『Calciomercato.com』がその詳細を伝えている。

今季から指揮を執るマウリツィオ・サッリのチームにおいて、このコロンビア代表は重要な役割を担う可能性が高い。

というのも、指揮官は同選手のユーティリティ性を高く評価しており、「サッリは複数ポジションを兼任可能なクアドラードを重宝するだろう」と同メディアは主張している。

また、この快速WGの代理人を務めるアレッサンドロ・ルッチ氏は近日中にクラブ首脳陣と会談の場を設け、現行の契約を1年延長した2021年夏までの新契約を締結するものと見られている。

SBルカ・ペッレグリーニの移籍が近づいている現在、本職のサイドバックはSBアレックス・サンドロ、SBマッティア・デ・シリオ、SBダニーロの3選手のみとなっている。

そのため、このポジションでもプレー可能なクアドラードはチームにとって貴重な戦力となりうるだろう。

前指揮官マッシミリアーノ・アッレグリのもとで“柔軟性”を身につけたこの31歳は、新監督サッリのもとでどのような活躍を見せてくれるのだろうか。