ヴチニッチ「恐らくローマの方が燃えているだろう」
今夏ユベントスからUAEリーグ所属のアル・ジャジーラへ移籍したミルコ・ヴチニッチ。かつて5年間ローマにも所属していた経験を持つヴチニッチが『Gazzetta Dello Sport』のインタビューに応じ、日曜日のユベントスvsローマの一戦についてコメントを残している。
「どっちを応援するのかなんて質問しないでくれよ。でも、僕が最後にプレーしたのはユーベだね。だから・・うん、ユーベと答えておこうか。」
「ユベントスとローマのサポーターは全く違う。今回の対戦に関しては、恐らくローマの方が燃えているだろうね。プレッシャーがローマ全体から来るからね。対して、トリノでは平穏に過ごすことができる。」
「ユベントスはジョン・シナ(プロレスラー)のようで、ローマはバティスタだね。理由は聞かないでくれ。僕にはそんな風に写っているよ。正直どのクラブがリーグを制覇するのか予想できない。でも、ユーベもローマもどっちも狙っているね。ヨーロッパにおいてもお互い自分達の目標を達成させたいはずだよ。」
「コンテが去ったことで多くを失っただろう。彼はユーベに強烈なインパクトを与えていたよ。そして今はアッレグリの効果をユーベで見ることができている。コンテのチームを引き継ぐのは簡単じゃなかっただろうけど、アッレグリはそれをやっているようだね。」
「(今のローマの強さに関して)はっきりしているのは、最高の監督の1人であるルディ・ガルシアの影響だということだ。彼のスタイルは僕のスタイルに合っているだろうね。」
また、昨季の冬のマーケットにおいてフレディ・グアリンとのトレードでインテルへ移籍間近のところに来て交渉が破談。結局、様々な話題が騒がれていた中でシーズン終了までユベントスに在籍することとなった。そのことに関しては次のようにコメントしている。
「僕はもう少しのところでインテルの選手になっていた。そしてユーベに戻った。詳しいことは分からないよ。」
「僕にとってアル・ジャジーラは新たなな経験だった。とても良いところだ。雰囲気が良いし、サッカーのレベルも高い。もちろん、戦術に関してはイタリアに及ばない。でもゴールを決めるのはどこだって難しいものだ。僕が言えることは、全てが上手くいっているということだね。」
「イタリアの文化と比べてどうか?ここはイタリアとは全く違う。一番違うのは、街を歩いていても誰も気づかないことかな。君たち(イタリア人)みたいにね。」