直近2シーズンに渡り中盤センターに欠かせない存在だったダイナモは、かねてから新指揮官マウリツィオ・サッリの構想に入っていないという見方が大半を占めている。

同選手の移籍先候補としてはパリ・サンジェルマンやモナコなどの名前が挙がっていたが、このプレミアリーグの強豪クラブも争奪戦に加わった模様。

これに加えて、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は31日、FWマリオ・マンジュキッチ（33）も同じくユナイテッド行きの可能性が急浮上したと主張。

同紙はクラブ間交渉の際に、このクロアチア人についても議論が交わされたと伝えており、今後の動向次第では両クラブ間のトレードに組み込まれるかもしれない。

既存戦力の放出の必要性は叫ばれていたものの、それはティフォージの想像をはるかに超えるものとなりそうだ。

もはやこれまでカルチョの世界で王朝を築いてきた礎の“解体”は避けられない見通しとなっている。