カルロス・テベス、再びミランを沈める
2014/09/21
満員のサン・シーロで行われたセリエA第3節ミランvsユベントス。ユベントスは、ミランのクルヴァ席の大規模なコレオに出迎えられ、緊張感漂う雰囲気でこの一戦が開幕した。
セリエAの開幕から2試合を終え、両者連勝で迎えたこの試合は、最終的にアウェイのユベントスが0-1で勝利。ミランは2連勝でストップ、ユベントスは3連勝を飾ることができた。
試合を決めたのは、昨年のサン・シーロでの戦い(0-2)に続いて、またしても”カルリートス”(カルロス・テベス)。後半25分であった。
マルキージオのパスを受けたテベスが体勢を崩しながら素早いパスをペナルティエリア内で構えていたポグバに出すと、ポグバが反転しながら2人ディフェンダーのわずかな隙間を狙ってスルーパス。ペナルティエリアに走りこんでいたテベスにパスが渡ると、タイミングを見計らいながら落ち着いてシュート。体勢を崩していたアッビアーティの左手にわずかに触れるも、そのままゴールに入った。
前半27分の本田のヘディングや、38分にマルキージオがポスト直撃のミドルシュートを放った場面など、互いに危うい場面もあったが、ユベントスは開幕以来無失点を継続して3連勝。リーグを順調に消化していっている。
次戦は9/24(日本時間9/25/3:45キックオフ)、ホームでチェゼーナを迎える。
なお、ユベントスはこの試合を 「テベスが再びサン・シーロで酔いしれる」 と表現。昨年のアウェイでの完勝の喜びと合わせた。また大手『Gazetta Dello Sport』は、「ポグバによるテベスのゴールで終了」や「フランス人がテベスのゴールをお膳立て」などと表現。ポグバのアシストを称えている。
category:
メイン