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昨季終盤の負傷が原因の可能性も

将来のフットボール界を担うCBマタイス・デ・リフト（19）をはじめ待望の新戦力を獲得し、今度は人員整理に迫られているビアンコネーロ。

しかし、ここに来て首脳陣の思惑に狂いが生じている。

昨夏にジェノアから加入すると第2GKとしてスクデット獲得に貢献したGKマッティア・ペリン（26）はポルトガル行きがほぼ確実かと思われていた。

しかしベンフィカは現地時間18日、同選手の獲得を見送ることを公式発表している。

このイタリアを巡っては、移籍金1500万ユーロでクラブ間合意に至っていたほか、SBジョアン・フェレイラ（18）が交渉材料としてユベントスに加入するものとみられていた。

しかしペリンはメディカルチェックを受けた際、肩に問題を抱えていることが判明し、再びトリノの地に戻る運びとなっている。

同選手は今年4月中旬のトレーニング中に右肩を脱臼すると手術に踏み切り、一足はやくシーズンを終えていたが、この負傷が移籍を破談に向かわせた可能性が高い。

なおベンフィカは「完治まで4ヶ月を要する」と主張しており、冬のメルカートで再び獲得に動く模様だ。

ただ一方でイギリスメディア『Sky Sport Italia』はユベントスがこのポルトガルの強豪クラブの声明に対して“激怒”していると主張。

同じくペリンの動向を注視していたポルトと今後交渉にあたる可能性もあるようだ。