アニエッリ会長「我々は人種差別問題解決のキーマンとなりたい」
2014/09/11
アニエッリ会長は、ローマで開かれたUEFAが主催する会議の場で、人種差別問題に関してユベントスとしての立場、そしてユベントスの取組などに関して発表した。
「人種差別は複雑な問題だ。我々はその存在を知り、そしてその問題を解決しなければならないことを知っている。しかし、多くの人たちは最も正しい解答がどこにあるのか分からないのが現状だ。」
「ユベントスは、人種差別や人種の多様性に関するあらゆる問題の解決に向けたキーマンとなれるよう解決を図っていく。今年の6月には、我々はマリ共和国や中央アフリカ共和国に存在する少年兵問題を解決するため、彼らの雇用を生み出すためのチャリティイベントとして、レアル・マドリードを招待し、UNESCOカップを開催した。このようなアクションは、文化やスポーツ、芸術における教養を付けてもらうプログラムであり、プロフェッショナルな模範であり、そして活動に加わるというきっかけを生み出すことになる。このような素晴らしい活動を増やしていくことで、我々は信頼を構築し、より良い未来を再び築き上げることに寄与していく。」
「反人種差別、人種の多様性、そして教育。これらは幸せな社会を作る要素と考えることができる。職を求めて国と国を移動する人々や海外へ留学する人々などにとっては特にそうだろう。」
「そして私は、いつも週末に同じピッチに集まる8つの国の選手が所属しているユベントスについて考えていく必要があるだろう。そして、セリエAにおいて最高のファミリーの輪を生み出してきたユベントススタジアムには多種多様な人々が試合を見に来ていることも。」
(『Juventus.com』より)
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