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セリエBで昨季19得点と結果残すも…

将来の欧州フットボール界を担うであろうCBマタイス・デ・リフト（19）の加入が迫る中、またひとりのジョカトーレが静かにトリノの街を離れている。

エンポリは現地時間13日、WGレオナルド・マンクーゾ（27）を完全移籍で獲得したと公式発表した。

一昨季にペスカーラに加入したマンクーゾは、セリエBを舞台に自らのクオリティを発揮すると、昨冬にユベントスが保有権を獲得する。

ただシーズン後半もレンタルによりデルフィーニ（ペスカーラの愛称）で過ごすと、昨季も引き続きペスカーラに在籍。

リーグ戦では34試合に先発出場を果たし19ゴールと持ち前の決定力を披露したものの、セリエA昇格をかけたプレーオフではエラス・ヴェローナ相手にネットを揺らすことはできず、チームも敗退を喫していた。

同選手はレンタル期間を終えて形式上ユベントス復帰となっていたが、CFゴンサロ・イグアイン（31）やCFモイーズ・キーン（19）をはじめ前線で飽和状態というチーム事情もあり、今夏のプレシーズンマッチでアピールする機会を与えられることはなかった。

ビアンコネーロのユニフォームに一度も袖を通すことのなく、トスカーナに自らの活躍の場を求めたマンクーゾ。

再びセリエBの舞台で結果を残し、来シーズンにユベントスと相対することを望んているかもしれない。