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パラティッチCFOとともにフランスへ

マウリツィオ・サッリは現地時間20日にアリアンツ・スタジアムで行われた就任記者会見で、来季の構想について明かしている。

これまでナポリやチェルシーでキャリアを積み重ねてきた戦術家は、FWパウロ・ディバラ（25）、WGドウグラス・コスタ（28）、そしてFWクリスティアーノ・ロナウド（34）など「違いを生み出す」選手を軸にチーム構築を行う考えを示した。

一方、ビアンコネーロでも周囲を圧倒するパフォーマンスを披露した背番号「7」は現在フランス南部の保養地であるコート・ダジュールでバカンスを過ごしている。

その中、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』や『La Stampa』など主要メディアは22日、サッリ監督がファビオ・パラティッチCFO（チーフ・フットボール・オフィサー）とともにロナウドと会談したと報道。

また、マッシミリアーノ・アッレグリのもとで左サイドでの起用が多かったこのバロンドーラーに対して「偽9番」の役割を与える意向を伝えたようだ。

この背景として、昨季セリエA初挑戦にも関わらず21ゴール11アシストと32得点に絡んだロナウドの決定力を高く評価していることがあるものとみられる。

なお、サッリはナポリでもWGドリース・メルテンス（32）に同様の起用法を行ったことにより、得点力を向上させた過去を持つ。

ティフォージを魅了するフットボールを展開することを“約束”したビアンコネーロ指揮官が最初にロナウドと顔を合わせたことにより、同監督の“青写真”が徐々に明るみに出ることだろう。