www.calcioweb.eu

伊大手メディアが接触と報道も

カンピオナートを巡る争いが幕を閉じ、メルカートの話題が本格的な賑わいを見せている。

指揮官マッシミリアーノ・アッレグリの後任が正式決定していないビアンコネーロには、様々な新戦力候補が名を連ねている。

その中現地時間21日に、昨夏にも獲得を目論んでいたラツィオのMFセルゲイ・ミリンコヴィッチ＝サヴィッチ（24）と「コンタクトをとった」とイタリア国内主要メディアが一斉に報じた。

しかし、クラウディオ・ロティート会長は、今季のセリエA最優秀MFに選ばれたこのセルビア代表について強気の姿勢を見せている。

イタリア紙『TUTTO SPORT』が27日、この剛腕会長の言葉を伝えている。

「ミリンコヴィッチ＝サヴィッチについてユベントスから尋ねられたことはない。またユベントスというクラブについて知っているので彼も私に尋ねないだろう」

「彼は市場に出ていない。私は昨年も同様のことを言っていたし、実際にそうだった」

ただ同会長は交渉に応じる可能性について、“一考の余地”があることを示唆しているようだ。

「もしクラブにとっても、そして選手自身にとっても重要なオファーが届いたら、我々はテーブルに座っているだろう」

「彼にはどのようなオファーが届くべきか？ 金額については話さない。会長である私が1ユーロも受け取ることはないし、逆に支払うこともない」

ビアンコチェレスティ（ラツィオ）とはつねに難しい交渉を強いられる印象を多くのティフォージが持っているはずだが、果たして今後何らかの具体的な動きが見られるのだろうか。