グアルディオラは2007/08シーズンにバルセロナBを率い、翌年バルセロナAを任されるとスペイン史上初となる「三冠」をなし遂げたのはよく知られている。

ジダンもまたレアル・マドリーの下部組織の助監督として、指導者としてのキャリアを歩み始めた。2013年から2015年、カルロ・アンチェロッティがレアル・マドリーを率いるとジダンをコーチとして学ばせた。

アンチェロッティは2015年に解雇され、2016年夏からチームを率いたラファエル・ベニテスをクラブは解雇するとジダンを新監督に大抜擢した。

この“白い巨人”の決断がクラブ史を大きく変えた。その後、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）に大会名が変更後、初の3連覇をなし遂げたのは記憶に新しい。

この“手法”を模倣するとともに、同紙は途方もないことを予想する。同紙は「ビアンコネーロのアンドレア・アニェッリ会長は、グアルディオラとジダンを気に入っている」

「将来的に両監督にユベントスを任せる意志をもっており、監督就任が決まればコーチとしてピルロ氏を入閣させるつもりでいる」と報じた。

クラブに大きな変革を起こしつづけるアニェッリ会長の見据える視線の先は、どのような未来が拡がっているのだろうか。