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チームを救う一発！

先制点を奪い、楽になりたいユベントスは48分、FWフェデリコ・ベルナルデスキが左足で狙うもGKの攻守に阻まれる。

つづく50分、サンドロのクロスにふたたびベルナルデスキが飛び込むがゴールバーの上を通過する。

後半から中盤でポゼッションを意識し、クロスを早めに放り込むなど変化をみせ始めると次々と好機を演出するようになる。

マッシミリアーノ・アッレグリも61分、サンドロを下げMFレオナルド・スピナッツォーラを投入。

すると投入後すぐにカットインからシュートを放ち、イタリア代表でもみせたコンディションの良さを披露。

畳みかけたいユベントスは69分、マテュイディを下げFWモイーズ・キーンを投入する。

この19歳の“神童”がまたもみせる。DFジョルジョ・キエッリーニのフィードにマンジュキッチが見事なバックヘッドでバイタルエリアへ。

そこにフリーで走り込んだキーンが右足一閃。これまでの展開を忘れさせる得点で72分、ついに試合が動く。

その後も押し込む展開が増えた79分、キーンがフリーで抜け出すもここはGKの攻守もあり好機を逸する。

試合を終わらせたいアッレグリは84分、ベルナルデスキを下げDFマルティン・カセレスを投入。逃げ切りを図る。

インターナショナルウィーク明けのコンディションが整わない試合ではあったものの、その後はGKヴォイチェフ・シュチェスニーの攻守もあり、試合は終了。

“怪童”キーンの一発に助けられたエンポリ戦だったが、現地時間4月2日のカリアリ戦では“異なる”ユベントスを期待したい。