ユベントスU-23、シエナと激闘の末2-3で敗戦…好調で挑むもわずかに及ばず
格上相手に2得点と奮闘
【Serie C – Girone A】
ユベントスのU-23は現地時間27日にセリエC第27節、アウェイでシエナ戦に挑んだ。
第25節のアルツァケーナ戦では1-0と6試合ぶりの勝利を飾り、さらにミッドウィークに行われた第26節アレッツォ戦では1-1と引き分け。
敗戦続きだったチームが波に乗った状態で迎えたシエナ戦は、激闘の末、2−3と惜しくも敗れた。
最初に試合を動かしたのユベントス。10分、20歳のMFルーカ・ザニマッキアが右足のミドルシュートで先制する。しかし直後の12分、シエナのCK時にゴール前で選手同士が交錯。ユベントスのMFエドアルド・マシアンジェロにボールが当たりオウンゴールで同点となった。
しかし、その後もビアンコネーリは怒涛の攻撃でシエナのゴールを脅かす。18分には、21歳のMFグリゴリス・カスタノスが強烈なシュートを放ったが、クロスバーに嫌われた。また20分にはシエナの猛攻を受けるもGKティモシー・ノッキのスーパーセーブで難を逃れた。
すると27分、20歳のFWステフィー・マヴィディディが個人突破から左足でシュートまで持ち込み得点する。ユベントスが再びリードしてそのまま前半を終えた。
後半に入り追加点を狙うビアンコネーリだったが51分、試合は再び降り出しに戻る。シエナの右サイドからの攻撃を一度はGKノッキがスーパーセーブで凌ぐも、最後はFWステファーノ・グベルティに押し込まれた。
同点とされた直後も、ユベントスは軽快なパスワークで相手守備網を突破しシュートまで持ち込むが、シエナのゴールネット揺らすことはできない。
そして迎えた77分、ユベントスはビルドアップ時に、MFがピッチに足を奪われバランスを崩したところからカウンターを受け失点。その後反撃も虚しく、ホームチームにリードを許したまま試合終了の笛を聞いた。
試合後、ユベントスU-23のマウロ・ジロネッリ監督は「結果は残念だったが良い試合だった。後半は少しフィジカル的に落ちたが、我々は素晴らしい前半を送った」
「私は選手たちを称えなければならない。いくつもの重要な個性を発揮し、見事な得点を決めた。価値のあることだ」とチームを評価している。