ユベントス・プリマヴェーラ、ダービーマッチは堅守と個の力で勝るトリノに軍配
「選手たちは積極性を見せたが…」
【PRIMAVERA 1】
プリマヴェーラのカンピオナート第19節が現地時間16日に行われ、ユベントスのU-19はホームでトリノとのダービーマッチに挑んだ。
前節アウェイでミランを2−1と撃破し、弾みをつけて迎えた「Derby della Mole(デルビー・デッラ・モーレ)」だったが、最後までトリノの堅守を崩すことができず0−2と敗れている。
試合は18分、堅守速攻を狙うトリノに隙を突かれる。FWビンチェンツォ・ミッリコに右サイドからのカットインを許し、ペナルティーエリア内で右足を振り抜かれゴールを破られた。
一方のユベントスは35分、右サイドから大きな展開で左サイドのペナルティーエリアにボールを送る。そのボールを受けたDFマッテオ・アンツォリンのクロスボールをFWルカ・マルコヴィッチがゴール正面でボレーシュート。しかし、シュートはGKの好セーブにより同点弾とはならなかった。
後半に入り最初にチャンスを作ったユベントス。51分、DFラインの裏に抜け出したMFニコルッシ・カヴィーリャがロングボールを受けて左足でゴール狙う。だがそのシュートは僅かに枠を外れた。
すると60分、クロスボールのこぼれ球をトリノのMFミケル・オニサに豪快に決められ0−2。その後、ユベントスはFWエリア・ペトレッリのシュートで反撃を試みるも、最後までトリノのゴールを割ることはできず試合は終了。今季のトリノ・ダービーは1分1敗の負け越しとなった。
試合後、ビアンコネーリの指揮官フランチェスコ・バルディーニは、「我々は積極的なプレーをしていたが、トリノは個の才能を生かしてカウンターでチャンスを作った」
「選手たちは成長しておりゲームを作ることもできるが、トリノのようなチームに対してスペースを見つけることは容易ではないね」と、この試合の難しさを語っている。
なお、ユベントスは現地時間の20日、水曜日にUEFAユースリーグのプレーオフ、ディナモ・キエフ戦が控えている。