また、試合の半分をスタンドで観戦していたアッレグリ監督は、「人間は常にトップにいることはできない。今は切り替えてパルマとのセリエAのことを考える」

「今夜は（ピッチに）戻ってきた選手もいれば、ケガでメンバー入りしていない選手もいる。さらに我々はキエッリーニを失ってしまった。まずはエネルギーを回復させて、気持ちを切らさずに前進していくよ」と、すでに今後の試合に目を向けていることを明かした。

なお、自身の退席処分については「私はいらだっていた。ピッチから遠ざけるのは正しい選択だったよ。審判団は試合を通して完璧だったね」と自身の非を認めている。

そして、「選手たちは落ち込んでいる。しかし我々は歯を食いしばる。このような試合は起こりえることだ」

「守備陣の緊急事態？ それは補うことができる。次はパルマ戦だ。それに（コッパ・イタリアの）準決勝2試合とその先がなくなった。我々はその他の目標に向けて全力を尽くすことができる」と悔しさを滲ませながらもこの現状をポジティブな方向で捉えているようだ。