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複数ポジションでターンオーバー実施

先週なかばに中東の地・ジェッダでスーペルコッパ・イタリアーナの覇者に輝いたビアンコネーロが、再びスクデットを巡る長い道のりに戻る。

ユベントスはシーズン後半戦の初戦でアリアンツ・スタジアムにキエーヴォを迎え撃つ。

この日本時間22日未明に行われる一戦を前にイタリアメディア『TUTTO mercato WEB』が先発布陣を予想している。

これによると、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は一部のポジションにてターンオーバーを敷く模様。

焦点は累積警告により出場停止となったMFミラレム・ピアニッチの“代役”に当たることとなるだろう。

このボスニアの“魔術師”を含め全員が概ね良好なコンディションにある中盤センターであるが、同メディアは成長著しいMFロドリゴ・ベンタンクールやMFエムレ・ジャンの名前をあげている。

前線ではWGフェデリコ・ベルナルデスキに出番が回ってくることが濃厚となっているようだ。

振り返るとスタディオ・マルカントニオ・ベンテゴディ（キエーヴォのホーム）で迎えた開幕節では苦戦を強いられたものの、後半アディショナルタイムに背番号「33」の決勝弾で3ポイントを獲得している。

さらに指揮官は最終ラインでもCBジョルジョ・キエッリーニとCBレオナルド・ボヌッチのいずれか一方に休養を与え、CBダニエレ・ルガーニを先発起用するプランを描いているものとみられる。

コッパ・イタリアで幸先良いスタートを切り、さらには今季タイトルを手中に収めるなど、年明けに順調な滑り出しを見せているビアンコネーロ。

欧州の頂を目指すノックアウトステージの火蓋が切られる2月を迎える前に最大限の勝ち点を積み重ねたいところだ。