圧巻のドッピエッタで試合を決定づける

後半、先に好機を作ったのはユベントス。52分にこぼれ球をマテュイディが強烈なシュートを見舞うがアウデロが好セーブを披露する。

つづく59分、クリスティアーノがゴールポストを叩く強烈なロングシュートを見舞うもまたしてもユベントス保有のGKがファインセーブで防ぐ。

しかし62分、CKのこぼれ球がサンプドリアDFの手に当たりPKの判定。VARでも確認し、ユベントスが勝ち越しの好機を掴む。

このPKをクリスティアーノがど真ん中に豪快に決め、2−1。65分、ふたたびリードを得る。

すぐさまサンプドリアも反撃。68分にクアリアレッラがテクニカルに狙うもゴール上を通過する。

マッシミリアーノ・アッレグリは69分、疲労がみえ始めたマンジュキッチを下げ、FWフェデリコ・ベルナルデスキを投入する。

攻勢を強めると76分、LSBアレックス・サンドロのクロスをディバラが振り抜くもゴール右に逸れる。

手を緩めないアッレグリは82分、この試合も攻守に貢献していたマテュイディを下げWGドウグラス・コスタを投入する。

システムを4−3−3から4−2−3−1にし、試合を決めにかかる。

しかし92分、ペリンの処理が短くなったところをMFリッカルド・サポナーラに決められ同点に追いつかれる。

だが、VARによりオフサイドの判定。同点ゴールは取り消され、九死に一生を得る。

このまま試合は終了し、年内最終戦も勝利したユベントスがリーグ戦無敗をキープし、2019年を迎える。

▼試合結果
ユベントス 2-1 サンプドリア

▼得点者
クリスティアーノ・ロナウド 2’
ファビオ・クアリアレッラ 33’ PK
クリスティアーノ・ロナウド 65’ PK

著者：J-Journal 編集部　山口 努