Twitter.com

後半も“所狭し”の活躍

後半開始からローマはパトリック・クライファートの息子、FWジャスティン・クライファートを投入。システム変更を試みる。

すると前半に比べ、序盤は押し込まれる場面がみられるもDFジョルジョ・キエッリーニを中心に体を張った守備で凌ぐ展開がつづく。

しかしユベントスも、精度の高いクロスボールでローマを崩しにかかる。

左からサンドロ、右からはFWパウロ・ディバラがクリスティアーノに55分、59分と合わせるも得点には至らない。

さらに60分、ふたたびクリスティアーノが絶好の好機を迎えるが相手GKのファインセーブもあり、ネットを揺らせない。

攻め込むも追加点には至らない展開がつづいた71分、マッシミリアーノ・アッレグリが動く。

ピアニッチを下げ、MFエムレ・ジャンを投入。異なる持ち味をもつMFを交代させ、中盤に変化を見出そうとする。

アッレグリはさらに80分、ディバラを下げWGドウグラス・コスタを投入し追加点を奪いにかかる。

ローマに攻め込まれる時間帯がつづくもキエッリーニ、GKヴォイチェフ・シュチェスニーが集中力を切らさないプレーでチームを鼓舞する。

クリスティアーノ、コスタのコンビプレーで91分にネットを揺らすも、起点となったシーンでファウルが認められ、幻に終わる。

しかしそのまま試合は終了し、リーグ無敗をキープ。セリエA前半戦無敗の大記録がみえてきた。

▼試合結果
ユベントス 1-0 ローマ

▼得点者
マリオ・マンジュキッチ 35’

著者：J-Journal 編集部　山口 努