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クラブ創設からセリエAでの5000ゴール目はクリスティアーノ・ロナウド

後半最初にチャンスを作ったのはユベントス。開始30秒、クリスティアーノからディバラに繋がるとPA内に走り込んだマテュイディがシュートを放つも枠を捉えることができない。

しかし52分、FKからフリーでヘディングシュートを見舞われるも枠を外し、窮地を脱する。

逆に55分、LSBアレックス・サンドロがゴール前にグラウンダーのクロスをPA内に走り込んだマテュイディに入れるもトリノDF陣が懸命にブロック。

さらに58分、クリスティアーノのクロスにFWマリオ・マンジュキッチが頭で落とし、ディバラが左足を振り抜くもDFにブロックされてしまう。

流れを引き寄せにかかるユベントスだが、ゴールが遠い展開がつづく。

すると69分、DFレオナルド・ボヌッチのオーバーラップをFWシモーネ・ザザがケアする。しかし、このプレーがトリノDF陣の混乱を招き、元ユベントスFWはたまらずGKにバックパス。

狙っていたマンジュキッチがGKよりも先にボールに触り、PK奪取に成功する。このPKをクリスティアーノが決め、70分ついに試合を動かした。

その後も72分、ピアニッチのFKにマンジュキッチがネットを揺らすもオフサイドの判定により、取り消される。

先制点を奪ったことにより、トリノの集中力が切れ始めるとユベントスがたたみ掛ける。

しかし、ホームで伝統のデルビーを落とせないトリノも必死に食い下がるもユベントスDF陣も体を張った守備で凌ぎ、試合は終了した。

“デルビー・デッラ・モーレ”を制したユベントスは、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）ヤング・ボーイズ戦での敗戦を払拭した。

▼試合結果
トリノ 0-1 ユベントス

▼得点者
クリスティアーノ・ロナウド 70’

著者：J-Journal 編集部　山口 努