ユベントス・プリマヴェーラ、ユースリーグGS最終節はヤング・ボーイズに敵地で敗戦
「胸につけているロゴの意味を理解しなければいけない」
【UEFA Youth League】
ユベントスのプリマヴェーラは12日にUEFAユースリーグのグループステージ最終節でヤング・ボーイズと対戦。
グループ2位の座が決まっているビアンコネーリはFKで幸先よく先制しながらも、その後ホームの利を生かした相手の攻勢を抑えきれず、2-4と敗戦を喫した。
試合が動いたのは9分、ユベントスのFWニコライ・フレデリックセンが鮮やかなFKを決めて先手を取る。
しかしホームチームに11分、15分と立て続けにゴールを決められ、あっさりと逆転許す。
さらに、後半55分には相手FWをペナルティエリア内で倒してPKを献上。この日ゴールマウスを任されたGKアレッサンドロ・スィアノが一度はシュートをブロックするも、弾いたボールを押し込まれてPKストップとはならなかった。
守備で集中力を欠いた若きユベンティーニは78分にも相手FWに中央突破を許し4失点目。
試合終了間際の92分にCKからDFガブリエーレ・ボロカが見事なヘディングシュートで1点返すも、この試合の雌雄はすでに決していた。
試合後、ユベントスのフランチェスコ・バルディーニ監督は、「出場の少ない選手たちにプレーする機会を与える良い試合となったことは間違いない」とポジティブな見解を示しながらも、「彼らは自分たちの胸につけているロゴの意味を理解しなければならない。どんな試合や練習でも高いレベルを維持する必要があるんだ。だから集中力の低下は許されるものではない。私はより多くを求めている」と厳しい言葉を選手たちに送っている。
グループHを2位で通過したユベントスのプリマヴェーラは、2月にラウンド16進出を賭けて、国内ユースリーグ優勝チームとのプレーオフに挑む。その対戦相手は現地時間の16日に決まる予定だ。