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14試合10得点はクラブ史上初のレコード

ビアンコネーロのFWクリスティアーノ・ロナウドが止まらない。フィオレンティーナ戦の79分、豪快なPKを蹴り込み、リーグ戦10得点を決めた。

この記録はクラブ史上初のものとなったようだ。イタリア主要メディアはフィオレンティーナ戦後、この金字塔を伝えている。

これまでクリスティアーノは1957年から1962年までユベントスに在籍していた故ジョン・チャールズ氏（1931〜2004）の「移籍初年度の記録」に並んでいた。

しかし、フィオレンティーナ戦の得点で「14試合10得点」を達成。このゴールで同氏の「9得点」を上回るものとなったようだ。

ジョン・チャールズ氏はDFからFWにコンバートされ、イングランドとイタリアで数多もの得点を記録。現役時代は両ポジションをこなしながら、警告を一度も受けなかった紳士だったようだ。

現役引退後の1997年にユベントス100周年センテナリー記念会において、ミッシェル・プラティニ氏などを退けてユベンティーニから「最も尊敬されクラブ最高の最優秀外国人選手」に選出された。

クリスティアーノは今夏ビアンコネーロに加入。このバロンドーラーが、チームメイトのメンタリティを変えているのは誰もが認める事実だろう。

すっかりユベントスの「顔」としてチームを牽引するポルトガル代表FWだが、“レジェンド”も天国から後輩の活躍を見守っているはずだ。