カルチョの名門対決「ミラン対ユベントス」 興行収入はクラブレコード更新へ
2018/11/11
AC Milan
全世界200各国以上で生中継
名選手が揃うミラン対ユベントスは、これまで幾多もの名勝負を繰り広げてきた説明不要の一戦だ。
しかし、ロッソネロ(ミランの愛称)は近年不調に苦しみ、スクデット争いはおろかUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権にも手が届いていない。
ミランの不調と入れ替わるように「王朝」を築いているのがユベントスだ。
ロッソネロは、マッシミリアーノ・アッレグリに率いられた2010/11シーズンに獲得したスクデットを最後に「イタリア王者」から遠ざかっている。
しかし、クラブのDNAと魂をチームに叩き込んだジェンナーロ・ガットゥーゾは、ミランを“あるべき位置”に戻すことに成功している。
昨シーズン11月にチームを任されたミランのレジェンドは、UEFAヨーロッパリーグ(EL)の出場権を獲得し、セリエAの順位も現在4位にまで引き上げている。
ミラノに居を構えるイタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は10日、この一戦に“力”を入れる。
同紙は「チケットがほぼ完売」を伝え、「興行収入は約490万ユーロ」と予想する。この収入はミランのクラブレコードを更新するようだ。
また全世界200ヶ国以上で生中継が予定され、多くの注目を集める一戦となる。
いつの時代もユベントスがミラノ勢と対戦するとき、毎回“どアウェイ”の中での試合を強いられる。
しかし、ビアンコネーロにとってCLマンチェスター・ユナイテッド戦で喫した今シーズン初の黒星を払拭するには「絶好の場」となりそうだ。
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