ユベントスU-23、反撃も届かずルッケーゼに2-3で破れる
軽率なミスが命取りに
【Serie C – Girone A】
ユベントスのU-23は現地時間の28日、セリエC第9節ルッケーゼ戦に挑んだ。
この日アウェイに乗り込んだビアンコネーロは、常にリードされる展開から反撃に出るも及ばず2−3と敗戦を喫している。
試合序盤は互いに攻め合いながらも、決定機を生かせず試合は均衡。しかし26分、ルッケーゼに先制点を許す。
ユベントスのDF陣は一瞬の隙を突かれ、スローインに反応したルッケーゼのFWジャンマルコ・デ・フェオに裏を取られて失点する。
失点後も相手の勢いを抑えられず、32分にはPA内でデ・フェオの強烈なシュートを浴び2点目を与えた。
とはいえユベントスも39分、CKの流れからMFグレゴリス・カスタニョスがミドルシュートを決めて1点差に持ち込む。
だが、後半開始早々の47分、ユベントスはPA内で相手選手を倒してPKを献上。それをFWロレンツォ・ソッレンティーノに落ち着いて決められ再び差を2点に広げられた。
そこから試合はオープンな展開となり、両チームともに決定的なシーンを作り出すもゴールネットは揺らせない。
そんな中で迎えた80分、ユベントスがまたしても1点差に詰め寄る。左サイドを駆け上がったMFシモーネ・ムラトーレのマイナスのクロスをFWステファン・マヴィディディが左足で流し込んだ。
しかし、その後はルッケーゼに上手く時間を使われて同点ゴールは奪えず試合は終了。2-3と悔しさの残る敗戦となった。
試合後、ユベントスの指揮官マウロ・ジロネッリは、「我々は良い試合をした。だが残念なことに何度か軽率なミスを犯し、その代償を払うことになってしまった。しかし試合終盤に向けて良いアクションを起こし、得点チャンスを作り出したね」と、ミスを認めながらもポジティブなコメントで締めくくっている。
この後半の流れを次節のピアチェンツァ戦に生かしたいところだ。