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対抗馬筆頭にはナポリ挙げる

この夏に元ビアンコネーロのプリンチピーノが、ゼニト・サンクトペテルブルクへと旅立ったことはティフォージの記憶に新しい。

そのCMFクラウディオ・マルキージオにとって移籍の決定打となるアドバイスを送り、ロシアからカルチョ界への帰還を果たしたWBドメニコ・クリシート（31）が今季のビアンコネーロを占っている。

現地時間21日、イタリアのラジオ局『Radio 24』がこのイタリア代表のコメントを伝えている。

クリシートは最初に今季のセリエAの構図について「ユベントスとそれ以外に分かれる」と端的に説明する。

そして今季のユベントスについて「彼らは一歩先を進んでいる。あくまでも僕の意見だけど、今シーズンの彼らは全てを勝ち取ることができると思うよ」と“太鼓判”を押す。

またここ数シーズンに渡り一強体制を維持しているビアンコネーロへのライバルとして“南部の雄”の名前を挙げている。

「ナポリ？ 彼らは昨シーズンから戦い方をそこまで変えていないし、（カルロ・アンチェロッティという）素晴らしい指揮官を連れてきた。良いチームだよ」

「彼らは昨シーズンと変わらず、セリエAにおけるユベントスへの対抗一番手だ」

かつてユベントスのユニフォームにも袖を通した経歴を持つクリシートだが、10月下旬に予定されている古巣との対戦を待ち望んでいるのかもしれない。