ピルロ、出場機会減少で悩めるユベントスの「宝石」に金言
2018/09/14
www.express.co.uk
C・ロナウドの姿勢を見習うようにと激励
ユベントスの「10」番は開幕から3連勝を飾ったチーム状態とは裏腹に、ここまでベンチから戦況を見つける時間が長い。
この出場機会の減少は、今冬にビアンコネーロのユニフォームを脱ぐ可能性を探るメディアの動きに拍車をかけている。
その中、昨年にスパイクを脱いだカルチョの“マエストロ”ことアンドレア・ピルロは、FWパウロ・ディバラに激励の言葉を送っているようだ。
現地時間14日、イタリア紙『TUTTO SPORT』がこれを伝えている。
この“レジスタ”は「誰にとってもシーズン開幕時にベンチに座っている事実は受け入れ難いものだ」とディバラの悩める現状に理解を示す。
そしてピルロはこの夏にトリノに降り立った“バロンドーラー”の姿を引き合いに出し、同選手に奮起を促している。
「これからパウロはできるだけ多く出場機会を得るために全力を尽くすだろうし、そうあるべきだ」
「もしロナウドのように強い意志を持ちながらトレーニングに励んでいるならば、チームにおいて必要な存在であり続ける」
「ピッチ上に立っていない時というのは、より一層のハードワークが求められていることを意味する。彼のクオリティに疑いの余地はない」
「ユベントスで必要不可欠の戦力になるためにも、彼は自ら現状を打破するための何かきっかけを見つけなければならない」
指揮官マッシミリアーノ・アッレグリも前節パルマ戦の記者会見の場で「コンディションを向上させる必要があるだけだ」とディバラの状態について説明している。
定位置奪還へこれから厳しい道のりを歩むであろう“La Joya(ラ・ホヤ:宝石)”ではあるが、ハードワークを厭わない姿勢を示し続けることにより、視界は開けてくるだろう。
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