ヴィオラのイタリア代表・キエーザを巡り、イタリアダービー勃発か
2018/09/07
bleacherreport.com
「ユーべがポールポジション」
かつて持ち前の決定力でカルチョの黄金期における時の人となったエンリコ・キエーザは今でも数多くの人々の記憶に刻まれている。
そして、エンリコの「息子」も父親の遺伝子を受け継ぎ、現代のカルチョ界を代表するジョカトーレとしてティフォージから認識されている。
そのWGフェデリコ・キエーザ(20)はかねてからメルカートにおける“人気銘柄”となっているが、どうやら同選手を巡って水面下では“デルビー・ディ・イタリア”が勃発しているようだ。
現地時間6日、イタリア紙『TUTTO SPORT』がこれを伝えている。
キエーザには、今夏インテルやナポリが獲得オファーを提示したものの、フィオレンティーナがこれを拒否。
ただインテルは1年以上に渡り、選手本人と代理人を務める父親に働きかけを行っているものとみられ、すでに来夏のトップターゲットとして照準を定めているようだ。
それでも同紙は「キエーザを巡るイタリアダービーは、ユベントスがポールポジションに立っている」と報道。
ユベントスは今夏にWGマルコ・ピアツァ(23)をヴィオラ(フィオレンティーナの愛称)の要望に沿う形で買い取り義務ではなく、買い取りオプション付きのレンタルでの放出に応じている。
また昨夏にはWGフェデリコ・ベルナルデスキ(24)の取引を行っていることもあり、両クラブ首脳陣は良好な関係にあるようだ。
狭いスペースでも勇猛果敢にドリブルを仕掛け、得意の右脚を振り抜くプレースタイルでファンを虜にしているキエーザ。
果たしてアズーリの未来を担うこの有望株の争奪戦は今後、どのような展開を迎えるのだろうか。
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