今季昇格組パルマに辛勝。マテュイディが後半に値千金の勝ち越し弾
その後半の立ち上がりの47分、ペナルティエリア手前からMFサミ・ケディラからのゴール前への縦パスにC・ロナウドが反応。
これはセーペが直接キャッチしたものの、グラウンダーのパスに対して頭から突っ込むなど、C・ロナウドが勝ち越しへの執念を見せる。
また53分には左サイドからのクロスのセカンドボールに反応したC・ロナウドが素早く右脚を振り抜くも、ゴールマウスわずか左にそれる。
攻めあぐねている現状の打開を図るべく、アッレグリは54分にWGドウグラス・コスタをベルナルデスキに替えてピッチに送り出す。
すると直後の58分にユベントスは勝ち越しに成功する。
LSBアッレクス・サンドロがペナルティエリア内のスペースを突いたマンジュキッチにパスを出す。
そのマンジュキッチがバックヒールで後ろから走りこんできたCMFブレーズ・マテュイディに流すと、マテュイディが豪快に右脚を振り抜き、ゴールネットを突き刺した。
再びリードを奪ったユベントスは60分台を迎えると再びゲームの主導権を握り、ここまで入れ替えの激しかった試合展開もようやく落ち着きを見せ始める。
また指揮官は、72分に今季新加入のハードワーカーであるCMFエムレ・ジャンを送り出し、79分にはケディラに替えてディバラをピッチに投入。
マテュイディとエムレ・ジャンが中盤2センターを構成し、ディバラがトレクァルティスタ(トップ下)に入る4-2-3-1へのシステム変更を施す。
その後もユベントスはパルマに少しばかりの決定機を許すものの、最後まで攻勢を緩めることなく、1点差を守り切ることに成功。
“鬼門”であるスタディオ・エンニオ・タルディーニでホームチームの激しい抵抗に遭ったものの、何とか3ポイントを掴んでいる。
ただ世界的スーパースターであるC・ロナウドがこの試合でもネットを揺らすことができず、途中出場の背番号「10」も違いを生み出すことができなかった点は少々懸念材料となるかもしれない。
Mandzukic goal
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Matuidi GOLLLLLLL
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▼試合結果
パルマ 1-2 ユベントス
▼得点者
マリオ・マンジュキッチ 2′
ジェルビーニョ 33′
ブレーズ・マテュイディ 58′
著者:Juventus Journal 編集部 津田 翔汰
コメント
思いの外パルマの攻撃がよかったのは驚いた。
マテュイディは前半から繰り返し見せていた質の高いフリーランが得点に繋がりましたね!個人的にはロシアW杯ファイナリスト(そのときは敵同士)によって生まれたゴールはテンションがあがりました(笑)
あとはディバラの起用法は少し残念かな。もっと出場機会を与えてやらないといつか愛想尽かして他クラブへ行ってしまうよ