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無得点もラツィオに脅威与える

難攻不落の要塞で初めてビアンコネーロのユニフォームを身にまとい、ピッチに立った“バロンドーラー”はゴールこそ奪えなかった。

しかし、随所にその才能の片鱗（へんりん）を見せつけティフォージを大いに湧かせた。

そのFWクリスティアーノ・ロナウドとのマッチアップしたラツィオのWBアダム・マルシッチ（25）は、間近で感じた迫力を言葉にしているようだ。

現地時間25日、イギリスメディア『Sky Sport Italia』がこのモンテネグロ代表の試合後のコメントを伝えている。

「今夜は非常に強力であり、絶対的なクオリティを兼ね備えているチームを相手に簡単な試合ではなかった」

「我々は前半30分まで上手くプレーしていたが、その直後にゴールを許して流れが変わった。やはりユベントスとの一戦は厳しかった」

「ロナウドはとてつもなく強力だった。言葉では言い表せないほどのプレーヤーだ」

「左サイドでプレーしていたロナウドは、まるでマンジュキッチかのように、素晴らしいパフォーマンスを発揮していたよ」

公式戦2試合を終えネットを揺らしておらず、周囲との連携面にも少しばかり課題を残しているC・ロナウド。

それでも“桁違い”の能力を誇る世界的スーパースターは、早くもカルチョの世界で脅威を与えている。