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昨季1勝2敗の難敵を迎え撃つ

今季、難攻不落のアリアンツ・スタジアムに初めて乗り込むクラブは、昨季ユベントスに2度も土をつけたラツィオである。

そのラツィオのシモーネ・インザーギ監督は現地時間24日に行われたセリエA第2節・ユベントス戦の前日記者会見にて、ビアンコネーロのスカッド（選手層）の充実ぶりを特に警戒しているようだ。

「ユベントスとの一戦は非常に難しいものになると同時に、美しくあるだろう。たとえ昨シーズンよりも更に強力になった彼らと対戦すると分かっていても、我々は向かっていく。ユベントスにとって最高の試合とならないことを願っている」

「クリスティアーノ・ロナウドばかりを警戒してはならない。ディバラやマンジュキッチもプレーするだろう。そして彼らはベンチに替えの利く多くの選手を抱えている」

「（選手全員）誰もが必要な存在である。私は先発メンバーを決めつつあるが、この場では発表しない」

昨シーズン、ユベントスのホームでの無敗記録を「41」でストップさせたラツィオは開幕節でナポリに敗れたとはいえ、この敏腕指揮官のもとで更なる前進を見せている。

ホームスタジアムがC・ロナウドの歓迎ムードに包まれる中でも、微塵たりとも慢心が禁物であることは言うまでもない。