アッレグリ「重要なのは相手をリスペクトすること」
ラツィオとのホーム初戦に意気込み
ユベントスの指揮官マッシミリアーノ・アッレグリは24日、セリエA第2節ホームでのラツィオ戦を前に会見に出席。チームの現状や試合への意気込みを語っている。
「ラツィオに勝利する。それが我々のやるべきことだ。重要なのは相手をリスペクトして挑むこと。(前節は)キエーヴォに93分の得点で勝利したことには満足している。あの試合は引き分けもあり得た。ラツィオ戦では失点しないよう心掛けないとね」
「(試合では)熱意ある雰囲気を望む。ラツィオは昨季2度も我々を破ったチームだ。それに彼らはホーム41連勝をストップさせた」
「(アリアンツ・スタジアムでの)最初の重要な試合となる。難しい試合であり、自然と熱気のあるものになるだろう」
また1シーズンでビアンコネーリに帰還したCBレオナルド・ボヌッチ(31)が初めてホームスタジアムに戻ってくる。ティフォージの反応に注目が集まっているが、指揮官は正当な評価を促している。
「ボヌッチは熱意を持って戻ってきた。彼をリスペクトし、ピッチでのプレーで判断しなくてはいけない」
また、CFクリスティアーノ・ロナウド(33)とチームの関係性について言及。指揮官はこのバロンドーラーの起用法に考えをめぐらせている。しかし、まだ時間が必要だとも語った。
「カルチョは知識のスポーツだ。チームでトレーニングを行うことでコンビネーションは向上していく。私は、FWとMFとの連携がより良くなるのを期待している。何にしても、ロナウドはキエーヴォ戦で6度もゴールを脅かした」
「ロナウドがベンチに入ることはないか? 休ませることも可能だ。レアル・マドリーではしっかりとコンディション管理が行われていた。だが今のところはプレーするよ」
「彼は別のシステムでもプレーできる。他の選手たちと同じように彼のスタイルを最大限に生かす必要があるね。フォーメーション次第だ。シンプルが最適だが、それはより難しいことでもある」
さらにアッレグリはラツィオ戦に向けFWの組み合わせについても話している。
「(マリオ)マンジュキッチと(パウロ)ディバラ。両者ともロナウドと一緒にプレーするか、どちらか一人がプレーすることになるだろう」
「シーズン中には様々なシステムを使い分けることができるが、現時点で我々の攻撃陣はあまり準備に時間を割けていない。スタートが遅かったからね」
なお、ハイレベルの選手が揃うFKやPKのキッカーについては頭を悩ませる問題となっているようだ。
「PKについては、我々のボードにロナウドとディバラの名前が書かれている。だがFKが問題だ。6、7人のスペシャリストがいるからね(笑)」