ユーべ主将キエッリーニ、ミラン移籍のカルダーラ思いやる
2018/08/06
www.espn.com
「移籍を拒否できない状況に立たされた」
ユベントスの指揮官マッシミリアーノ・アッレグリは先日、今夏にミラン移籍を余儀なくされたCBマッティア・カルダーラ(24)に対する謝意を示していたが、CBジョルジョ・キエッリーニ(33)も同選手の移籍を残念がっているようだ。
6日、イギリスメディア『Football ITALIA』がこれを伝えている。
ベルガモの地で頭角を現したこのイタリア代表は、今シーズンからビアンコネーロのユニフォームを身にまとうことが2017年1月に決定。
昨季、アタランタで公式戦34試合に出場し、さらなる成長を遂げたカルダーラをユベントス首脳陣は満を持して迎え入れるはずだった。
ところが背番号「13」のユニフォームを掲げて入団会見を行っていたこの若武者は、CBレオナルド・ボヌッチ(31)の“帰還劇”の裏でミラノへと旅立った。
今季最終ラインでカルダーラとコンビを組む可能性のあったビアンコネーロのキャプテンは「彼はここでうまくやるために必要なものを全て兼ね備えているセンターバックだった」と語っている。
そしてキエッリーニは続けて「彼は移籍を拒否することが難しい状況に立たされ、かつユベントスも彼を放出せざるを得なかったのだろう」とカルダーラ本人とクラブ首脳陣の気持ちを思いやった。
このカルチョ界の“大型トレード”から見るように、フットボーラーにとって、自らの望んでいない形での移籍が付き物であることを改めて痛感したティフォージは多いことだろう。
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