後半はゴールが生まれず

1点のリードを持つビアンコネーリはハーフタイム中に交代のカードを切る。

コスティッチに代えてSBアンドレア・カンビアーゾをピッチへ。

すると立ち上がりの47分、デイヴィッドのスルーパスに抜け出したコンセイサオがスペースへ侵入。

間合いをはかり、左足でゴールを狙うが、これは惜しくもGKエリア・カプリーレにセーブされてしまう。

さらに52分にもチコの強引な突破からチャンスを作ると、マイナスのボールを受けたMFトゥーン・コープマイネルスが左足を振り抜く。

しかしボールはわずかに枠を外れてしまい追加点には至らない。

カリアリを仕留めきれないユベントス。すると徐々に相手に背後をとられるシーンが増え始める。

70分、テュラムに代えてMFファビオ・ミレッティを投入、フレッシュな選手を送り出す。

77分、前線の選手たちとの連携からコンセイサオが3点目を狙うも、シュートはカプリーレの正面に飛んでしまい追加点ならず。

決定打に欠けるユベントスは85分、ユルディズとコンセイサオに代えてFWロイス・オペンダとSBフアン・カバルを送り出す。

だが88分にはペリンのファインセーブで事なきを得たものの、カリアリのWGマッティア・フェリーチに裏への突破を許すなど危険なシーンを作られてしまう。

しかしAT4分が追加されるも、後半は両チームともにゴールが生まれず試合は2-1で決着。

背番号「10」のドッピエッタによりホームでカリアリを下し、公式戦2連勝を飾った。

ユベントス 2-1 カリアリ

▼得点者
エスポージト 26’　A：パレストラ
ユルディズ 27’　A：テュラム
ユルディズ 45’+1　A：カル

著者：J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐