J・デイヴィッド 【5.5】
CFとしての存在感があまり感じられないのは、チーム全体の問題でもある。唯一、コープの折り返しからネットを揺らしたものの、オフサイドの判定でゴールは認められなかった。引いた位置でファウルを受けるぐらいでは不十分。彼のゴールを目にしたのは、今や遠い過去のこと。

ヴラホヴィッチ（77分から出場） 【採点なし】
ロカテッリに代わって入り最前線へ。スペースへの動き出しや強引にシュートにいくシーンはあったものの、どれも実を結ぶことはなかった。

マッケニー（77分から出場） 【採点なし】
コープとの交代でピッチへ。献身性を持ってピッチに立ったが、混乱が増したチームを立て直す術は持ち合わせていなかった。

コスティッチ（83分から出場） 【採点なし】
カンビアーゾに代わって左WBに入るも、ニコ・パスの勢いに押されて攻守両面で困難を強いられた。

J・マリオ（83分から出場） 【採点なし】
激しさのある守備をベースに前進する姿勢も示したが、2点ビハインドかつ短時間では結果を変えることはできなかった。

トゥドール監督 【5】
ブレーメルの離脱により最終ラインの選択肢が限られているとはいえ、4バックによる不安定さも相まってチームは混乱。選手交代も決断力に乏しく、また的確だったとは言い難い。何よりロカテッリをベンチに下げた選択が、チームのバランスを崩す要因となった。