「今年築けなかった何かを、そこから立て直すチャンスになるはずだよ」

「ユベントスにとって、今年はまた“ゼロ”からの再出発の年になる」

「この夏が新たなサイクルの始まりになることを願っているよ」とその重要性について語った。

またボヌッチ氏は、後輩であるDFグレイソン・ブレーメルについても言及。その才能を高く評価している。

「ブレーメルには圧倒的なフィジカルの強さがあり、それが彼をトップレベルで戦える選手にしている」

「そして彼のような存在こそが、今季ユーベがカンピオナートや（UEFA）チャンピオンズリーグを戦ううえで欠いていたものだったんだ」

「ティアゴ・モッタの戦術では、2人のDFをマンツーマンで対応させていた。もしブレーメルのような選手がいれば、すべてがもっと簡単になっていただろう」

「なぜなら一対一の状況やフィジカル勝負に自信を持って臨むことができたし、実際彼はそういったデュエルで10回中9回は勝っていたからね」

「一緒にプレーしたとき、彼の“学ぼうとする姿勢”、“向上心”、そして何より“とにかく質問するという意欲”がとても印象的だった」

「特に彼が苦手としていた“ボールを持ったときのプレー”についてはよく話し合ったよ」

「怪我での離脱は残念だったけれど、私は彼がもっと強くなって帰ってくると信じている」